バッサリ切るということ

美容室でカットをするとき
切る長さはその時によって違うと思います
揃えるだけ、というのももちろん微妙なサジ加減で仕上がりが変わってくるのですが
特に
『バッサリ』
このワードが出た時が、私が最も力を発揮できるときだと思ってます
以前も書きましたが
入江誠の得意なスタイル
私は『ショートが得意です』
そして『バッサリ切る』ということは
ショートに（ボブに）なりたい
という願望の表れ
はっきり言って
「大好物キター(°∀°)」」
的な感じに脳内がなってます
切る理由は人それぞれですが
この前、こんな理由を抱えた方が
新規のお客さんで、WEBを見て、「短めが上手い人にやって貰いたい」とのことで指名を頂いた方
いざ話をきいてみると
「仕事の都合でクールな雰囲気のボブに切らなきゃいけない」とのこと
しかし、本当はロングで可愛い感じが好き
好みと全く逆にしなければいけない
ということです
例えるなら就活で黒髪にするときのようで
本当はやりたくない
けど
カットが終わり鏡を見せた時
表情がパッと明るくなって
気に入ってくれた！と確信した
その瞬間は
この仕事の醍醐味とも集大成ともいえる
多分僕は
カットして、そういうふうにお客さんが心からの笑顔を返してくれる瞬間
『魂が喜んでる』
それが
たまらなく心地良いから、美容師をやってるんだと思います
完