サロンと同じ仕上がりのブローが家でもできるのか？

美容室での最後の施術
それはブローです
その日のカットやカラーをより美しく見せるために
僕も毎回気合が入ります
実はシャンプー＆ブローが最も得意です
そんな気持ち込めまくりのブローをやってると
たまに
「これが家でもできたらなー」
と
言われます
家でスタイリングとサロン帰りのスタイリング
けっこう違ってるという声をよく聞くわけです
なぜ違うか？
ハッキリ言ってしまえば
『プロの技術だから』
です
その『プロの技』
実はコツを掴めば家でも簡単にできます
上手く乾かせない理由は大きく分けて2つ
1 左右どちらかだけハネる
2 ツヤがなくなる
この2つでしょうか
これらは
練習段階のアシスタントが最もつまづくポイント
逆に言えば
ここが解消できればプロレベル
ってわけです
まず1つめから
左右どちらかがハネる
これ嫌ですよね
左右の非対称感はぱっと見でもわかります
左右どちらがハネるか？
これはつむじからの生えグセによる毛流れで決まるのですが
日本人の7割が右側がハネると言われてます
それを見極めておきます
『なぜか片方だけハネる』
それにも理由がありますが
それはまた今度書きます
今回は

自分側からすると右側ですね
アシスタントの太郎君の人形なので
ネーム入りです(すみません)
もっともポピュラーな感じで悩まれる方も多いパターン
では
いざブロー
どうやったらはねなくなるのか？
よくやってしまうのが
『ハネる毛先を丸めようとしすぎる』
普通に考えたら
『ハネる毛先を内に丸めればハネない』
そう思いそうですが
ハネる原因
それは
毛先ではなく『根本』
にあります
『ハネる毛束の根本をグッと前に引っ張りながら乾かしてみて下さい』
こんな感じに

そうすれば
このとおり

何か映ってますが、気にせずいきましょう
次に2つめ
パサつきツヤがない髪
これも嫌ですね
パサつく髪が好きな男性
あまりいなさそうですよね
トリートメントが有効ですが
ブローでも解消できます
その方法とは
『髪を指ではさみながら乾かす』
更に言うと
『ドライヤーの風を、髪に対して45度で当てる』
つまり
こういうことです