*この記事は、決して市販のカラー剤で染めることを勧めてるものではありません、色々なご事情でセルフカラーをする時に少しでも参考にして頂ければと
先日、LINE@でこんなメッセージを頂きました。
*先方にブログ掲載の許可は頂いてます
ふむふむ
どうしても今回は市販のカラー剤で染めなければいけないみたいで、市販品が良くないのはわかってるけれども、せめてその中でマシなものはないのか
といったご相談ですね。
市販のカラー剤もたくさんの種類があり、色味だけでなくクリームタイプや泡タイプなど多種多様なのでどれがいいのかよくわかりませんよね
そこでどうお答えしたのかというと
ぶっちゃけ、どこも大差ありません
ただ、↑にあるように
薬局などにある市販のものはどこも大差ないです^ _ ^
ただ、ご存知かと思いますが、市販のカラー剤は 「誰が使ってもとりあえず染まる」ようにできている為、髪と頭皮へのダメージ非常に強く、色も残留してムラが長い期間残る可能性があります。暗め・明るめに寄るほど薬の強さが増しますので、お気をつけ下さい。
基本的に市販の薬は刺激が強く設定してあります
なので、選び方と塗り方で仕上がりは大きく変わります
今回はその時にオススメのやり方をご紹介します。
泡タイプよりクリームタイプのものを使う
テレビのCMでは泡の方がムラが出ないと謳ってはいますが、実際はクリームタイプの方がムラになりにくいです。
髪は根本より毛先の方がダメージがある分、色が入りすぎることがあります。
泡タイプは根本より毛先に薬がつきやすいので、それがより顕著に現れやすくなります。
明るすぎず、暗すぎない色を選ぶ
明るさのトーンが高い色は根本が明るくなりすぎる、逆に低い色は毛先が暗くなりすぎる、という失敗のリスクが高まります。なるべくナチュラルな明るさ(7〜8レベル)をチョイスすると良いでしょう。
髪を濡らしてから塗る
濡れた髪だと薬の馴染みが良くなり、塗布ムラが少なくなります(ちなみに入江もサロンでは毎回ウェット塗布)
さらに薬の反応がゆるやかになるので、塗布に時間がかかっても比較的安全です。
一度シャワーなどでしっかり濡らし、タオルドライ後に塗り始めると良いです。
*毛先だけ濡らすのは逆に色ムラが出るのでしっかり全体を濡らしましょう。
塗りすぎない
薬の塗布量が多ければ多いほど色ムラになった時の差は大きくなるので、薬を薄く伸ばすことでその差を小さくできます。少量でも染まるようにできてますのでご心配なく!
以上のことを踏まえてやると、かなり色ムラは抑えれます!しかし髪と頭皮にとって市販のカラー剤は思った以上の負担になりますので、あくまで応急措置的な考えとして捉えて頂ければと(>_<)
そして最後に
美容室のカラー剤はプロ用で種類が多いので、本来は細かい使い分けが必要になります。
なので一般の方がセルフカラーで使うのは実は危ないのでやめた方が良いです。
入江誠
1987 6.5 O型
フリーランス美容師
都内有名美容室でキャリアを積み独立しました、自分のお店を持つことも考えましたが、「世の中に美容室多すぎてもうこれ以上増やさなくてよくないか?それより場所はたくさんあるんだから色々な所で働けばいいじゃないか!」という思いからフリーランスとして活動を始めました。 10年の経験で得た知識を元に、お客様からの髪や頭皮に関する様々な悩みを解決してきました。初めましての方・髪のお悩み相談だけの方も大歓迎です!! ※フリーランス美容師とは特定の場所を決めずにどの地域でも活動ができる美容師のことです、マンツーマンの施術なので途中でアシスタントに変わることもなく技術のムラがありません。 また大型の美容室でありがちな、お客様を待たせながら同時に施術するということもなく、余計な待ち時間も一切ありません。普段は主に原宿で活動してますが出張して施術も可能です。 更にLINEで髪のご相談をお受けしてます!小さなお悩みでもお気軽にどうぞ^ – ^ 初めましての方・髪のお悩み相談だけの方も大歓迎!!ご予約・ご質問はをタップして、『ブログを見た』とお伝え下さい! どんなお悩みでも1人ずつ丁寧にお答えします。髪や頭皮に関する悩みは人それぞれ、情報が溢れている今だからこそ1人1人としっかり向き合ってアドバイスをしていきます。